寄生虫とは、寄生生物のうち動物に分類されるものを指す。寄生部位によって、体表に寄生するものを外部寄生虫、体内に寄生するものを内部寄生虫といいます。
ミミヒゼンダニ Otodectes cynotis
毛包内にニキビダニによっておこる皮膚炎。このダニは多くの健康な犬にも存在し、増殖した際に症状を出す。発症には免疫、遺伝、年齢、栄養状態、ストレス、ホルモン異常など関連していると考えられている成犬になって発症する全身性、あるいは四肢末端部の症例は治癒困難なことが多い。 診断・検査法⇒ダニの検出 皮膚掻爬検査 皮膚検査で見つけたイヌニキビダニ
犬・猫に寄生するノミの多くはヒトノミ科に含まれ、我が国の犬・猫に寄生するノミとしては、ネコノミが多くを占めているといわれています。ノミの吸血で問題になるのは吸血によって引き起こされるアレルギー性皮膚炎で、強い痒みを脱毛を下半身に起こします。瓜実条虫という内部寄生虫を伝搬するといわれています。 写真はイヌノミと考えます。頭の形がネコノミとは異なっております。 お尻の上にでっぱりがあるのが可動指といわれており雄に特有の器官です。