2011年春の予防について

稲田どうぶつ病院

住所：香川県坂出市江尻町１２６４－３
Tel：0877-43-4885
診察時間：9：00－12：00
　　　　　　15：00－19：00
休診日：日曜・祝日・木曜日午後

　2015年春の予防について

ワンちゃんを飼われている方にお知らせです

今年も5月にはフィラリア予防が始まります
だだいまフィラリア予防のDMを発送しました
ご来院お待ちしております

フィラリア予防薬を取りにお見えになる際には健康診断、血液検査
などを行います。詳細は、こちらでチェックしてください

当院ホームページ　フィラリア予防について

フィラリア検査時には

体重測定
健康診断
採血を行いフィラリア感染の有無を調べます
爪切りや、お耳掃除、肛門腺チェックなども一緒に行います
何か大きな問題を抱えていないかしっかり診させてもらいます

　　　　　　フィラリア検査時の血液検査について

フィラリア検査時に採血した時にあまりの血液を使って肝臓や腎臓などの健康状態を調べるスクリーニング検査をお勧めしております。

　　血液検査って？

　血液は、体の隅々を駆け巡り、各細胞に必要な酸素や栄養素を運び、古くなったった代謝産物や老廃物を運び去るという大切な働きをしています。その血液の中身を調べれば、全身の組織や臓器の常態や異常がわかり、一般的によく行われる検査です。血液を少量採取して調べると、全身の組織や臓器から出された、たんぱく質、糖質、脂質、酵素、ホルモン、ナトリウムやカリウムといった電解質などが含まれています。血清の約９０％は水で、残りの約１０％に非常に多くの情報が詰まっています。したがって、血液生化学検査は、血液自体の病気よりも、むしろ全身状態を知るために必要な検査といえます。特に、内臓関係のほとんどの異常をチェックできるので、重要な検査のひとつとされています。検査項目は多岐にわたり、目的に合わせて項目を選択し、体の状態を調べます

　　スクリーニング検査って？

通常、特定集団から、特定の疾病を有する確率の高い人を選別する方法のことです。スクリーニングとは「ふるいわける、選別する」という意味で、精神医学分野などで、用いられる場合は、病気の疑いがあるか、疑いがないかを選別していくものです。つまりスクリーニングテストは安価で簡便な検査によって症状が出現する以前に病気を発症する可能性のある人を選り分ける手法で、早期に診断し、早期に治療を施すことによって予後を改善するのが目的です。

つまりフィラリアの検査時に、血液検査を行い症状のまだ出ていない病気を未然に治療、予防するのを目的とした検査でです

どうぶつのスクリーニング検査
血液検査（CBC)
血液生化学検査
尿検査

これらをおこない全身状態を把握し何か大きな異常がないか評価します

定期検診のお勧め

年を取れば徐々に体の機能が衰えるものです

　ワンちゃんやネコちゃんの１年という時間の流れは人間で考えると４～５年に相当するといわれています。そのため１年に一度は動物病院で健康診断をすることをお勧めします。また定期的に検査を行ってデータを記録することで、病気の早期発見につながることもあります。

６～７歳までの年齢で行う健康診断
～人でいう壮年期にあたる時期まで～

　この年齢まで特に大きな問題がなければ年に一度、一般的な健康診断を行い最近の状況を教えていただけたらいいと思います。決まった時期に（フィラリア検査時やワクチン接種時などに）血液検査を行い健康状態を把握しましょう。当院ではフィラリア検査時やワクチン接種時には一般的な健康診断を行っております。血液検査は別途費用がかかります

１０歳までの健康診断
～人でいう中年期にあたる時期～

　壮年から中年にさしかかる時期です。人でも見た目に問題がなくてもこの年代になりますと、健康診断や人間ドックで肝臓の数値が高い、中性脂肪が高いなどなどいろんな問題が出てくる時期だと思います。どうぶつ達でも同じように見た目で問題がなくても、体内では着実に病気が進行しているケースも見られます。年に一度は血液検査を行い全身状態をチェックしましょう

１０歳以上の高齢の場合
～高齢にあたる時期～
　この年になりますとどこかしら何らかの異常を一つや二つ持っていてもおかしくない年齢です。年に二回は健康診断を行い健康チェックと、一回以上の血液検査をお勧めします

健康診断で異常があったら？？

健康診断で何らかの異常を認めた場合には、精査を行います。精査とはより詳しく調べることで、血液検査の項目を増やしたり、特殊な血液検査（ホルモン測定、総胆汁酸など外部委託検査）、レントゲン検査、エコー検査、心電図検査など院内で行える検査を行います。

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