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フィラリアについて
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            フィラリア症の検査について

シーズン初めには採血をさせていただきます。採血することによって前年のフィラリア予防がしっかり行われていたか、判断します

フィラリア症の検査方法

1、採血を行います 基本的には手の血管から少量採血させていただきます

2、検査
   A:ミクロフィラリア検査=採血した血液を顕微鏡で直接目で探す方法
  

   B:抗原検査=
血液をエライザキットに滴下して5分間待ちます
              犬糸状虫(メス)が出す分泌物を抗原とし、その抗原をを検出するキットです

    この検査で陽性判定ということは 

     @検査対象犬が犬糸状虫の雌成虫に感染している
     A犬糸状虫成虫は既に死亡、または除去されても、循環抗原は16週目まで検出される可能性が
      あります

    この検査で陰性判定ということは
     
     @検査対象犬は犬糸状虫に感染していない
     A6か月齢以下の未成熟虫の犬糸状虫に感染している恐れ→抗体を作るほど成熟していないため
     B犬糸状虫の雄だけの単独感染→雌のみ抗原を作り出せる→雌を検出する検査   
     C雌の成虫が1〜3匹しか寄生していない時、結果が陰性となることがあります

    至適検査時期:感染後、血液中にミクロフィラリアが検出されるまで約6.5か月
              感染後、血液中に成虫抗原が検出されるまで約5か月
     
      感染してからミクロフィラリアが血液中に観察されるまでには約7か月かかります
      
      こんなワンちゃんには両方の検査をお勧めします
    @子犬ではないけど前年度フィラリア予防をしていない子
    A薬は飲んでいたけど最後までしっかり飲みきらなかった子(9月で終わってしまったり)

          その子らはしっかり検査をしてから薬を処方します